基幹DBでPostgreSQLを採用! 住友電工は如何にしてOSS活用の決断をしたのか? ~企業システムにおけるオープンソースの活用とセキュリティ対策事例~
基幹DBでPostgreSQLを採用!
住友電工は如何にしてOSS活用の決断をしたのか?
〜企業システムにおけるオープンソースの活用とセキュリティ対策事例〜
日時:2017年10月18日(水)14時30分~16時20分(受付:14時~)
会場:JJK会館(東京都中央区築地4-1-14)
定員:70人
費用:無料
主催:SRA OSS,日本支社、株式会社スタイルズ
協力:一般社団法人アドバンスト・ビジネス創造協会、株式会社オープンソース活用研究所
住友電工の事例に学ぶ強い情シス
住友電工は、基幹系システムにPostgreSQLを代表とするオープンソース製品を採用したのでしょうか。
住友電気工業株式会社(住友電工)は、以前から基幹系を含めた全ての業務システムに対して、PostgreSQLをはじめとしたオープンソースを積極的に活用している企業です。
しかしそこに至る過程では、オープンソースに対する不安をどう解消していったのか、どのように経営層を説得していったのか、どのように主体的にオープンソースを活用していったのか、などの「プロセス」がありました。
住友電工の情報システム部長として、オープンソース導入を推進した岩佐氏が登壇
今回は、住友電工の情報システム部長として、実際にPostgreSQLをはじめとしたオープンソースの導入を推進してこられた岩佐氏にご登壇をお願いしました。
住友電工はどのような目的でオープンソースを導入したのか、どのような視点で課題を発見し、それを解決していったのか。
これからのオープンソースの活用を検討される企業にとって、参考になる情報を提供します。
商用DBからの移行対象として注文されるPostgreSQL、移行事例
オープンソースのリレーショナルデータベースPostgreSQLは、今では企業の情報システムにおいて欠かせない存在になっています。
そんなPostgreSQLに、近年さらに注目が集まっています。例えば、商用DBからPostgreSQLに移行する事例が急速に増えています。
近年、商用DBのライセンス価格や保守費用が増大しているという背景がありますが、PostgreSQL自身が進化し、機能面、性能面において優れたRDBMSになっていると考えています。
SRAOSSからは、実際に商用DBからPostgreSQLに移行する事例、そのプロセスについて解説します。
オープンソース製品の開発終了やサポート切れによる脆弱性問題とその対策、アプリケーションの「リライト」事例
オープンソース製品は世界中の自由な技術者コミュニティによって、活発に開発が進められています。
しかし、技術的な進化に伴い、古いオープンソースフレームワークなどの開発終了やサポート切れが発生し、ApachestrutsやAdobeFlex(=Flash)の脆弱性により近年、多くの被害が発生しています。
スタイルズからは、セキュリティ問題が指摘されているStrutsなどのオープンソースフレームワークの最新版への移行による対策、同時に、データベースのOSS移行に伴うアプリケーションの「リライト(書き換え)」事例についてお話します。
スタイルズ移行サービス
DB、Struts移行事例
セミナーお申込み
基調講演者紹介
岩佐 洋司(いわさ ひろし)氏
- 1971
- 住友電気工業株式会社 入社
- 1999~2004
- 住友電気工業株式会社 情報システム部長
- 2004~2007
- 住友電工情報システム株式会社 代表取締役社長
- 2008~2014
- 株式会社コミューチュア(現株式会社ミライト・テクノロジーズ)
株式会社ミライト情報システム 代表取締役社長 - 2015年~
- 一般社団法人アドバンスト・ビジネス創造協会 専務理事
- [その他]
- 特定非営利活動法人オープンソースソフトウェア協会 副会長
プログラム
- 14:00~14:30
受付
- 14:30~14:40
ご挨拶
- 14:40~15:20
住友電工におけるOSSの活用
一般社団法人アドバンスト・ビジネス創造協会 専務理事
岩佐 洋司 氏
(元住友電気工業株式会社 情報システム部長)内容:
住友電工は以前から基幹系を含めた全ての業務システムに対して、PostgreSQLをはじめとしたオープンソースを積極的に活用しています。本講演では、住友電工がどのような目的でオープンソースを導入したのか、どのような視点で課題を見、それを解決していったのかについて解説します。
- 15:20~15:50
StrutsからSpringへの自動コンバートサービスと事例紹介
株式会社スタイルズ
内容:一時期、Webシステム開発フレームワークのデファクトスタンダードであったStrutsは、現在も広範囲に存在しており、クレジットカード情報や個人情報の流出事故が後を絶ちません。
しかしながら、再構築と方法で採用される「リビルド」には、多くの期間とコストがかかることも事実です。
本セッションでは、StrutsやSeasarからSpringへ自動的にコンバートできるツールを活用して、コストを抑えながら移行する効率的な「リライト」とその事例、また、商用DBからPostgreSQLの移行サービスについてを解説します。
- 15:50~16:20
商用DBからのPostgreSQLへの移行プロセスと事例
SRA OSS, Inc. 日本支社
内容:オープンソースのリレーショナルデータベース PostgreSQL は、今では企業の情報システムにおいて 欠かせない存在になっています。そんな PostgreSQL に、近年さらに注目が集まっています。
例えば、商用 DB から PostgreSQL に移行する事例が急速に増えています。
近年、商用 DB のライセンス価格や保守費用が増大しているという背景がありますが、 PostgreSQL 自身が進化し、機能面、性能面において優れた RDBMS になっていると考えています。
本セッションでは、実際に商用DBからPostgreSQLに移行する事例、そのプロセスについて解説します。
※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。
スタイルズ移行サービス
DB、Struts移行事例
セミナーお申込み
※ご登録いただいた内容は、SRA OSS, Inc. 日本支社 にて収集し、一般社団法人アドバンスト・ビジネス創造協会、株式会社スタイルズ、株式会社オープンソース活用研究所に提供させていただきます。
ご記載を頂いた個人情報は SRA OSS,Inc.日本支社および一般社団法人アドバンスト・ビジネス創造協会、株式会社スタイルズ、株式会社オープンソース活用研究所にて厳重に管理し、サービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。
ご記載いただいた個人情報は、法律に基づいた、警察等の行政機関や司法機関からの要請があった場合を除き、第三者には提供いたしません。
会社紹介
SRA OSS, Inc. 日本支社
SRA OSS は、OSS (オープンソースソフトウェア) の普及と発展を目指し、国内独立系SIベンダーである株式会社SRAの100%子会社として設立されました。本社は米国カリフォルニア州におき、ワールドワイドなOSSベンダーを目指しています。日本においては特にPostgreSQLを中心としたOSSのサポート、プロダクト販売、コンサルティング、トレーニング事業を中心に展開しています。
株式会社スタイルズ
スタイルズは平成15年の設立以来、企業が円滑な事業を行うのに必要なITインフラの構築や、システム開発・保守、モバイルアプリやソフトウェアの開発などを手掛けてきたSI会社。
strutsのコンバートツールをはじめ、各種クラウドオープンソースの運用支援、開発サービスを提供しています。
一般社団法人アドバンスト・ビジネス創造協会
ビジネスモデル変革、イノベーション、グローバル化、及び新規ビジネス・新規サービスの創出等の支援、並びにプロジェクトの推進を通じて、組織の競争力を強化し、もって我が国経済産業の発展に寄与することを目的として、平成27年に設立されました。