AWS ECSコンテナ構築、運用支援サービス

AWSにおけるコンテナ環境の導入/移行をサポートAWS ECSコンテナ構築運用支援サービス

「AWS ECSコンテナ構築運用支援サービス」は、Amazon ECS(AWSが提供するコンテナサービス)をベースにお客様のシステムをコンテナ化して運用するまでのご支援をさせていただくソリューションです。

  • コンテナとは?なぜコンテナ化するのか?

    EC2はハイパーバイザー型の仮想化となり、OSやミドルウェア、アプリケーションを仮想化し稼働しています。コンテナでは、共通のOSやコンテナエンジンの上で、アプリケーションや依存するライブラリ等の実行環境ごと仮想化し稼働します。

    これにより下記のようなメリットが得られることから、システムのリプレースに伴い、コンテナに移行するケースが増えています。

コンテナ化のメリット

01環境差異が少なくなり、
想定外の状況が発生しにくい

開発環境や本番環境等の別々の環境であれ、コンテナ自体は同一内容を稼働することができます。その為、開発環境では動くが本番環境では動かないといった状況が少なくなります。

02環境構築の手間が軽減する

コンテナ化するということは、Dockerfileをベースとしたコード化するという事になります。その為、類似環境を構築する際は既存環境のコードを流用でき、環境構築の手間が少なくなります。

03サーバーのブラックボックス化がなくなる

環境構築をどのような設定で実施しているのかが明確になるため、ブラックボックス化がなくなります。

04運用負荷の軽減

従来はOSやミドルウェアにて障害が発生していたら復旧対応する必要がありました。コンテナではスケーリングする前提で構成されることが多く、新しいコンテナが起動されてサービス継続されます。

運用負荷の軽減

AWSのコンテナエンジンの仕組み

コンテナはデータプレーンとコントロールプレーンという仕組みから成り立っています。
AWSでは、それぞれ複数の方式から選択して利用することができます。

AWSのコンテナデータプレーン

コンテナが動くホスト基盤をデータプレーンと呼びます。 AWSではEC2とFargateが選択できます。 EC2はその名の通り、EC2上でコンテナを動かす方式です。 Fargateはホスト管理をAWSが運用してくれるサービスです。

AWSのコンテナコントロールプレーン 
~ECSとEKSの比較~

コンテナを管理する機能をコントロールプレーンと呼びます。 AWSではECSとEKSが選択できます。

ECSはAWSの独自管理方式です。EKSと比較して画面での管理操作も可能な為、コンテナ初学者に分かりやすい作りとなります。 また、他のAWSサービスとの連携がしやすい特徴があります。

EKSはオープンソースであるKubernetesをベースとした管理方式です。 管理するコンテナが多数にわたる環境や、既にKubernetesで運用中であるケースではメリットが出やすいですが、独自のコマンドによる運用となるため、コンテナ初学者には学習コストが高い部分があります。

どちらの方式でも、EC2/Fargateのデータプレーンは選択可能です。

ソリューション対応内容(一例)

お客様が求めるご要望に応じて実施内容を都度ご提案いたします。

既存システムのコンテナ化に対する情報提供※考慮点の連携やサンプルコードの提供等

お客様側で主体的に作業されるケースにて、考慮点の連携やサンプルコード等の提供を実施します。

ECSサービスの設計構築

アプリケーション対応はお客様にて実施いただき、インフラのECSへの設計や構築を受託構築契約にて実施します。

CI/CD支援を含めて検討

コンテナ化と合わせて、CI/CDの仕組みを検討します。

EKS / ECS 間の
コードコンバート受託

EKSで構築された環境をECSで稼働できるようコード変換します。

お客様システムの
コンテナ化作業請負

アプリケーションを含めたコンテナ化作業を弊社で請け負います。※対象のアプリケーション等により対応可否は分かれます。

弊社の強み

強み01

ECS(Fargate)の利用を推奨

EKS(Kubernetes)ほど学習コストは高くなく利用しやすい。他のAWSサービスと連携しやすい。Fargateを利用することでホスト管理運用をAWSに任せられる という点で、コンテナのノウハウが多くないお客様でも無理なく利用が可能です。

強み02

アプリケーション / インフラ 
双方のノウハウ

弊社の対応メンバーは、アプリ/インフラのスキルを持つメンバーによる混合チームです。アプリ/インフラ双方の観点で支援ができる事が強みです。

強み03

セキュリティや監視運用も対応

弊社の各種ソリューションを交える事で、アプリ/インフラ構築・移行やセキュリティ対応、監視運用といったCI/CD以外のご要望にお応えできます。

導入の流れ・価格

まずはご要件を確認するための打合せを実施いたします。
打合せ内容をもって、対応内容とスケジュール、お見積りをご提案いたします。

  • STEP1ヒアリング

    • お客様対応内容

      ・現状課題の整理
      ・達成したいゴール
      ・スケジュール感
      ・規模感・予算感の取りまとめ

    • スタイルズ対応内容

      ・お悩みとゴールの確認
      ・対象システムの構成確認
      ・規模、予算、スケジュール
      ・各種要件の確認
      ・AWSコンテナ構築を実施する際にやりたい事、変えたい事等

  • STEP2御見積・ご提案

    • ・提案・見積内容評価
      ・ベンダー選定

    • ・ご提案
      ・お見積り

      ※ヒアリングの内容からお客様に最適な進め方や作業内容とお見積りを作成し、ご提示いたします

    ご契約
  • STEP3要件定義

    • ・要件定義お客様レビュー

    • ・スケジュール
      ・AWSクラウドデザイン
      (構成定義)
      ・非機能要件整理
      ・作業範囲の明確化

  • STEP4設計

    • ・設計書お客様レビュー
      ・AWSアカウントご準備

    • ・ネットワーク設計
      ・セキュリティ設計
      ・AWSサービス設計
      ・AWSサービスパラメータ設計
      ・ログ、監視設計

  • STEP5開発・試験

    • ・課題対応

    • ・AWS環境構築
      ・単体、結合試験
      ・監視設定

  • STEP6動作確認

    • ・受入確認

    • ・受入確認の支援(問題調査など)

    納品
  • STEP7運用

    • ・不明点等の確認
      ・改善要望
      ・障害連絡

    • ・運用支援
      ・障害対応
      ・アラート発生時の確認
      ・対処ご案内等

※記載の作業は一例です。ご契約条件により要件定義以降の対応内容は都度変動いたします。

価格

2,000,000円~

※金額は対応内容次第で増減します。また、弊社による対応工数が大きいほど費用が増加します。
※ご予算感に応じて実施内容をご提案することも可能ですのでまずはお問い合わせください。