NetApp社『FASシリーズ』とownCloudの接続レポートを配信
株式会社スタイルズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:梶原 稔尚)は、ネットアップ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩上 純一)が提供するデータストレージ『NetApp® FASシリーズ』とオンプレミスに構築できるファイル共有ソフトウェア『ownCloud』の接続試験を行い、接続レポートを公開いたしました。
◆検証の総括
ownCloudは、利用者のプライベートクラウドにオンラインストレージの構築が可能なソフトウェアです。今回の接続試験では、データの徹底的な保護とハイパフォーマンスを実現するストレージ製品のNetApp FASシリーズにownCloudを接続することで、拡張性と可用性、堅牢性を備えたプライベートクラウドの大容量オンラインストレージ構築を行いました。
これにより、NetApp FAS上に保管されているファイルをURLリンクで外部に共有することや、通信のセキュリティを確保しながらも社外からのファイルアップロード・ダウンロードを実現することが可能です。
さらに、社内ActiveDirectory認証基盤と連携することで、FASとownCloudでセキュリティの一貫性を保つことができることが確認できたため、管理コストを抑えた状態でオンラインストレージの導入を実現できます。
◆ネットアップ製ストレージとownCloudを組み合わせた場合の拡張性
ownCloudは、既存ストレージに保管されているファイルの共有ツールとしての役割だけでなく、新規ストレージとの連携を行い、新旧ストレージの統合インターフェースとして活用することも可能です。
今後、ネットアップ製StorageGRID® Webscaleを新規ストレージとして組み合わせることにより、他拠点にいながらシームレスにファイルサーバの移行や共有を行うことも実現できます。
◆ネットアップ株式会社 代表取締役社長 岩上 純一様 からのエンドースメント
「ネットアップは、株式会社スタイルズ様が接続検証試験を成功裏に完了し、レポートを発行されたことにお喜び申し上げます。現在、企業ではオンプレミスとクラウドを連携させたハイブリッド クラウドの活用が進んでいることに加え、シンプルにデータを利用したいというニーズが高まっており、ネットアップではData Fabricビジョンのもと、企業がデータの場所を問わずデータを活用できるよう支援しています。
この度、ownCloudの使いやすいオンラインストレージとNetApp FASシリーズの優れた信頼性やデータ管理機能を組み合わせることで、企業はデータの管理性を維持しながら、場所や利用端末を問わないデータへの安全なアクセスをユーザに提供できるようになるため、ビジネスの成長をこれまで以上に加速させることができるものと確信しています」